ノムリエTです。
埼玉県蓮田市にある日本酒の蔵元
『清瀧酒造』さんに行ってきました。
蓮田市といえば元祖純米蔵と呼ばれる
『神亀酒造』さんが有名(恐らく埼玉県で1番有名)ですが此方の清瀧酒造さんも隠れた名酒蔵なのです。
清瀧さんは池袋や高田馬場で飲む人にはお馴染み(?)の居酒屋清瀧を経営している蔵元さんです。
この看板でもお馴染みですね(笑)
(馬でも来れる蔵元さん)
122号線から一本入ったところにあります。
大きな看板が出ているのでわかりやすいかと
(土産が美味しい?)
中に入ると敷地内には酒造蔵や直売所が建ち並んでいます。
(清水亭というレストランもあります)
こちらが直売所です。
(風情ある建物です)
巨大なタンクも建ってます。
(中身は全てお酒かな?)
こちらは酒造蔵
(酒造タンクが並んでます)
とまあここまでは所謂普通の蔵元さんですが清瀧酒造さんは凄いんです。
何が凄いかと言うと
それは・・・
「とにかく安いんです!」
そう清瀧酒造はコスパ最高の蔵元さんなんです。
四合瓶の純米酒が
「740円」(しかも税込)で買えてしまう酒好きには堪らない蔵元さんです。
大手酒造メーカーの○○冠や松○○なんかの純米酒より安かったりします。
味も銘酒って言われる日本酒に比べると見劣りはするかもしれませんが普段飲むには十分美味しいしっかりとした造りのお酒です。
安くて旨いのに知名度イマイチなのは何故?というと清瀧さんのお酒って小売店とかには流通してないんで、ここのお酒を買おうと思ったら蔵元に来て直接買うか通販で買うしかないので名前が知られていないのです。
流通していない代わりに中間マージン等がないので安く販売出来るのだそうです。
(酒飲みには有難い)
ちなみにノムリエTが知ってるのは蓮田に親戚がいて教えてもらったからです。
直売所でお酒を選んでいると酔ったご機嫌な方々がレストランから大勢出てきました。聞くとこの方々は蔵元見学ツアーに参加した人達でした。
清瀧酒造さんの見学ツアーは3500円(確か)と有料ですが酒蔵見学+昼食(懐石膳)でお酒飲み放題という呑兵衛には堪らないツアーだそうです。
(予約制とのこと)
皆さん大分お飲みになってるようで直売所もアルコール臭が漂ってました(笑)
(昼間から羨ましいぜww)
そんなご機嫌な方々に触発された訳ではありませんが奮発してお高いお酒を買ってしまいました。
純米大吟醸の二本を購入!
(伝と清瀧第一章の二本を購入)
『伝』は山田錦40%精米の純米大吟醸で
『清瀧第一章』は純米大吟醸の会員限定酒です。
(会員じゃないけど売ってくれました)
ちなみに伝は1600円で第一章は2000円でした。
(純米大吟醸としては破格の安さ)
ついでに酒粕プリンも購入
(1個200円也)
家に帰って伝の方を飲んでみました。
伝は生酛造りの純米大吟醸
(全量山田錦使用です)
大吟醸らしいフルーティーな香りと膨らみの有るしっかりした味わいのお酒です。
欲を言えばもう少し酸味が有ってスッキリしているとT好みで最高なのですが値段考えたらとても良くできているお酒です。
清澄感ある色調のお酒です。
(お猪口よりワイングラスで飲む方がいいお酒かな)
安い吟醸酒って香りばかり強くて薄っぺらいお酒が多いけど清瀧さんは十分楽しめる安吟醸酒(笑)でした。
土産が美味しいだけあって酒粕プリンもお酒の風味がしてとても美味しかったです。
(看板に偽りなしでしたw)
見学ツアーに参加しようと企むノムリエTでした。