ノムリエTです。
先日、水研のM博士が日光市内の小学校で行っている授業のお手伝いを鬼怒川漁協日光支部の皆さんとしてきました。
子供達が育てて放流したイワナを
自分で巻いた毛鉤で釣る授業の実釣編です。
(テンカラの授業がある小学校って素晴らしいw)
先ずはM博士の講義です。
(子供達は真剣に聞いております)
魚や川のお勉強の後、子供達にウェーダーやライフジャケットを着せて実釣です。
安全のため着用のチェックをしっかりと行います。
(子供のウェーダー姿は可愛いね)
準備が出来た後、実釣へと移ります。
子供2人に付き、テンカラの指導者が1人と先生が1人づつ付き、安全に留意しながら釣りをしてもらいます。
キャスティングや毛鉤の流し方を教えると、すぐに吸収していきます。
(子供って凄いなあ)
なかなか様になってます。
(将来のテンカラ師だね)
とはいえ、魚影が薄く残っている魚もスレスレで、昼間のピーカンでは魚は口を使ってくれません。
(それでも休憩をはさみながら、釣りを楽しむ子供達)
何とか釣らせてあげたいのですが。
(マスク着用だから暑い)
せめて1尾と頑張る講師陣達ですが、残念ながら釣果はありませんでした。
そんな子供達のために、M博士が科学の力でイワナを捕獲してきてくれました。
(M博士は特採の許可を取っている)
M博士が採ってきたイワナを皆で観察します。
(子供達は魚に興味津々)
子供達が放流したアブラビレを切った魚も居て、ちゃんと川で育っているのも確認できました。
釣果はなかったけど、子供達は川と親しむことができた様で、とても楽しそうにしていました。
(M博士お疲れさまです)
教室を行った場所は、5月はかなり魚が居たそうですが、20、30尾と持ち帰るような釣り人達が来て、魚影は一気に減ってしまったようです。
適度なキープ派だけだったら、子供達に魚を釣らせてあげることが出来たかもしれません。
現場にはこんな看板がありました。
(キープ派の人達はこの看板目に入っているのかな?)
子供達が大人になっても、釣りが楽しめる渓を残してあげたいノムリエTでした。