第二回男鹿川テンカラ教室inみより ~前日編~

ノムリエT

2020年09月23日 08:13

ノムリエTです。

9月19・20日にテンカラ大王こと石垣先生をお迎えしての第二回男鹿川テンカラ教室inみよりが開催されました。


イベント前日の18日に大王殿下が三依入りするので協力隊二人で那須塩原駅に殿下をお迎えにあがり三依まで護送します。

三依までの道中では大王殿下から漁協の漁場監視の話をして色々とアドバイスをいただきました。
(これが後程現実の物となるとは…)

三依で大王殿下がお泊まりになるロッジ古代村まで護送してオーナーのkazuさんや研究者のM博士としばしテンカラ談義となりました。

大王殿下のご希望で、この日は来シーズン日本初のテンカラ専用区となる男鹿川の見通沢でテンカラをすることになりました。
 
今回は来シーズンのテンカラ専用区開設に向けて見通沢でモニタリングをしているM博士もご一緒です。
 
入渓点に行くと既に先行者の車があり中々厳しそうな条件です。

来シーズンテンカラ専用C&R区になる見通沢へ。

(区間は見通沢の最下流から第一堰堤まで)

先ずは殿下が先行して釣り上がっていきますが先行者の影響&シーズン終盤で抜かれているのか魚影も薄く流石の殿下も苦戦しております。

ある程度遡行してテンカラ専用区予定地の感触を確かめた殿下はM博士を先行させてマンツーマンのテンカラ熱血指導に移行します。
(テンカラファン)

M博士に熱血指導!

(テンカラファン憧れの大王レッスン)

見逃しているポイントやアプローチや誘いなどM博士を細やか指導して行く大王殿下、ノムリエTも脳内メモをしていきます。

その後、大王殿下も見事にイワナを出し、M博士もネットイン寸前にばらしたものの殿下の指導でイワナを掛けてるなど厳しいながらも魚は出てくれました。

そしてM博士に指導をしながら遡行していたのですが、前方に釣り人を発見しました。

Tの姿を見るとコソコソと竿を仕舞い始めて退渓しようとしていたので声を掛けると、案の定無券で釣っている違反者で、券を買うようにと注意すると開き直って「券は買う気はない」「警察でもどこでも通報しろ」と逆切れする始末です。
(ちなみに70代後半の男性)

駐在所まで連れて行けと言うので同行して山を下りて三依の集落まで連れていくと、明日のイベントの準備をしている漁協の組合員の面々が居たので事情を説明して警察に通報してもらいました。
(駐在は不在のため今市署に対応してもらった)

警察が来るまで40分ほど掛かったのですが、その間も漁業法を説明する組合長にも全く耳を貸さず「自分は何も悪いことはしていない」の一点張りで悪態をついていました。

警察が来ても反省の色は見られず対応した警察官も呆れていました。最終的には警察から説教され大人しくなり、現地売りの券を買い、始末書を取られされて放免されましたが、現場から同行して警察が取り調べを終えるまで約二時間半かかりました。こんな常識のない爺様相手に時間を費やしても1銭にもならないしストレスはたまるしと怒りが収まりませんが、これも組合員の仕事のうちと考えれば仕方ないですね。
(三依支部では今後も違反者は厳正に取り締まっていきます)

ちなみにおじかきぬ漁協の三依支部では翌日のテンカラ講習会用の特設釣り場を作っていました。

石積みとネットを張って特設釣り場を作りました。

(バーブレスフック普及協会の吉田代表も参加してくれました)

特設釣り場を殿下にも確認してもらって前日の準備は無事終了。その日の夜はつちや食堂さんで組合長や大王殿下とテンカラ専用区の意見交換会を行ってからつちやさん特製の猪カレーをいただきました。

大王殿下もガッツリ大盛りカレーを食べてました。

(大盛カレーをお代わりする大王殿下w)

ちょっと長くなったので講習会の記事はまた次回にします。

講習会翌日から体調崩してブログ更新が遅れているノムリエTでした。


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