9月3日~4日 土呂部&湯西川テンカラ釣行 ~マタギの宿へ~

ノムリエT

2016年09月08日 06:10

ノムリエTです。9月3日釣行記の校正版をアップします。編集中に誤って投稿してしまい日付は間違えたまんま&記事の途中でアップしてしまいました。読んでくれている方達失礼いたしました。

9月3日から一泊でタツおうさんと奥日光方面に釣行に行ってきました。


朝の5時にタツおうさんが自宅に迎えに来てくれていざ出発です。
若干車は多いものの東北道をタツおう号で快調なドライブです。
Tは前回の釣行から一ヶ月以上空いているのでブランクが心配です。
(ここ三年位では冬季を除けば一番間隔が開きました)
7時前には栗山に着いて早朝から空いている商店で遊漁券を購入します。

タツおうさんとの事前の打合せで今回は栗山漁協管内の土呂部川に行くと決めていたので土呂部の渓に向かいます。

途中、土呂部ダムを通りすぎます。

台風の影響で濁りが出てるかなとも思いましたがダムを見る限り心配無さそうです。

土呂部ダムから更に上流に向かい入渓点に到着です。
久々の釣行にはやる気持ちを押さえながら準備をして渓に入ります。

(水も澄んでいていい感じです)

久しぶりの釣行のせいか釣れるか半信半疑で毛鉤を打って行きます。
(後でタツおうさんからはそう言う気持ちで毛鉤を打つのは良くないと忠告されました)


不安な気持ちでの釣りですが入渓して直ぐのぶっつけのところで毛鉤を打ち込むとアタリがありました。若干ドキドキしながら取り込むと20センチ弱位のイワナでした。

小振りですがヒレピンの綺麗なイワナがTの毛鉤を喰わえてくれましたよ。

久々の釣行で釣り上がって直ぐにイワナが出てくれたので少々興奮して写真を撮るとき手が震えちゃいました(笑)
タツおうさんにも「手が震えてるよ」と笑われてしまいました。
1尾出しただけで手が震えるなんて未熟者です。修行が足りませんね(゜ロ゜;

しかしその後は魚影が見えるもアタリはなく時間が過ぎていきます。
名手タツおうさんもアタリがなく苦戦模様です。
「釣れないなー」と思いながら落ち込みに毛鉤を打つとラインが止まったので半信半疑で合わせると魚が掛かっています。
慌てて取り込もうとすると痛恨のバラシです。
やっぱりタツおうさんの言う通り、釣れない気持ちでの釣りはいけませんね。

その後はタツおうさん共々アタリもなく堰堤にたどり着いてしまいました。堰堤を巻いて堰堤上から再入渓して釣り上がり支流の沢づたいに遡行して行きますが次第に藪沢になってテンカラ竿が振り辛くなってきたので一端退渓流することにします。その後は車に戻ってしばしおにぎりタイムとなりました。

昼飯後は少し下流からから釣り上がって行くことにします。


昼過ぎからかなり気温が上がってきて汗ばみながらの釣行です。

(虫に好かれる男タツおうさん!?)

時間帯が悪いのかアプローチが悪いのか魚影は確認出来るも毛鉤を見切られたり走られたりでTもタツおうさんも掛けることが出来ないまま午前中の入渓点に来てしまったので退渓して気を取り直して土呂部ダムのバックウォーター上から釣り上がってみることにしました。
しかし小一時間ほど釣り上がってもアタリもなく期待薄なので諦めて本日の宿に向かうことにしました。

土呂部から湯西川に行く峠道を越えて行くと本日泊まる宿が見えてきました。
今日お世話になる宿は湯西川温泉の最上流部にある民宿『やま久』さんです。


此方では湯西川漁協の遊漁券も販売しています。
宿に着くと優しげなご主人が迎えてくれます。
時間は4時位だったので夕飯の6時迄時間があるのでご主人に「少し釣りをしてきてもいいですか?」と聞くと夕飯に間に合うように戻って来てくれればいいよとの有り難いお返事を頂いたので宿に車を置いて裏の道から早速入渓します。

開けていてテンカラ竿は振りやすい感じです。
しかし毛鉤に出てくる魚はなく堰堤に着いてしまいます。
しかしそこは我らが『堰堤王』ことタツおうさんです。堰堤下の落ち込みから見事❗ヤマメを引き出してくれました。流石はタツおうさんです。

そして時間的に夕飯に間に合わなくなるので本日の釣りは終了して宿に戻ります。 

宿に戻ってご主人からチェックインがて湯西川周辺の渓流釣りの話を色々と聞くことが出来ました。(此方のご主人は釣り名人なんですよー)
 
夕飯前に一風呂浴びったかったんですが残念ながら先客がいたので諦めて部屋で寛いでから囲炉裏のある広間に向かいます。

ご主人自身が猟をやられるマタギさんなので広間には沢山の毛皮や鹿角が沢山飾ってありました。



夕飯は勿論湯西川名物の囲炉裏料理です。


ご主人が撃ってきた鹿肉のたたきも絶品です。

此方は鹿鍋です。

すき焼き風で美味しかったです。
鹿肉って鍋にしても美味しいんですね。
美味しい料理にお酒も進みます。

縁起物ってことでご主人に鹿角を触らせてもらい…

せんとくん(笑)
(たんなる馬鹿です…)

食事のあとはご主人に熊撃ちの話や釣りの話を聞いて楽しい一時を過ごすことができました。

食後は温泉に入って部屋にもどると早めに就寝してしまいました。
窓を網戸のまま空けて寝たので湯西川の山奥に親父二人のイビキが鳴り響いたことでしょう(笑)

翌朝は4時前に目が覚め朝風呂に突撃です。
(モーニングコールはタツおうさんのイ・ビ・キ)

いつも通り一番風呂ですよ❗

やや熱目ですが掛け流しの気持ちいい温泉です。

こんな説明文が貼ってありました。

貴重なお風呂堪能しましたよ。

Tが部屋に戻るとタツおうさんも起きてきたのでタツおうさんも朝風呂へ行ったので暫しゴロゴロタイムです。
タツおうさんが戻ってくると二人は早速準備をして朝飯前の釣行へと湯西川の渓に向かいます。


二時間ほど釣りましたがアタリなく朝飯の時間になってしまいタイムアップとなり二人共スゴスゴと退渓です。残念ながら朝飯前とは行きませんでした…
 
宿に戻って朝飯を取りますが釣行のせいかハングリー状態のおっさん二人は飯を3杯もおかわりして炊飯釜の中を空にしてしまいました(笑)

チェックアウトの時にご主人に入渓場所や釣行時季等の貴重な情報を頂くことができて大変勉強になりました。

『やま久』さんは湯西川の山奥にある温泉と猟師料理の味わえる優しいご主人が切り盛りする宿でした。
『やま久』さん大変お世話になりました。

宿を出た後はタツおうさんがご主人に聞いた三河沢ダム上を攻めたいというので車を止めて入渓点まで40分位の道程を登って行きます。

三河沢ダムを通りすぎてようやく入渓点に到着です。

暑い中を山登りしたので釣れて欲しいなとの願いもむなしくTもタツおうさんもアタリが出ません。
遡行開始して一時間位してようやくタツおうさんが魚をあげますが稚魚サイズのヤマメでした。

此方でも釣れません…

お昼頃まで釣りましたが二人共疲れてこれ以上遡行するのが嫌になってきたので退渓することにしました。
帰りは下りなので楽チンです。

ダムの眺めは綺麗でしたよ

高所恐怖症のタツおうさんは近づきませんが(笑)

道には沢山栃の実が落ちていました。

(栃木ですからね)

車に戻った後はそろそろお腹も空いたので湯西川道の駅に向かいます。

道の駅で食べたのは最近流行りのダムカレーです。

普通盛りの川治ダムカレーの方を食べました。
大根やキノコなど野菜盛りだくさんのカレーです。
お腹空いてたから大盛りの湯西川ダムカレーにすればよかったかな?

そんなわけでまだ食べたりないので道の駅でとちおとめジェラートを買い求めてタツおうさんとアイス食べながら足湯につかります。

親父二人のあんよです…

四十路親父二人がアイス食べながらの足湯つかってる姿にはダッパ君も呆れてました(?)

(因みにダックツアーは渇水でまだ運休中です)

昼飯後は二日間の釣行疲れもあるので早目の帰路つきました。
途中川治温泉のC&Rを通ったので車を止めてチェックします。


此方はまだ濁りが残ってるんですね。

かわじい……

川治温泉のイメキャラらしいです。

帰り道なので今市の上澤梅太郎商店に寄ってもらいましたが、ここでタツおうさんに異変が起きます⁉
胃痛&睡魔とのことで暫く寝たいとのことなので体調不良のタツおうさんを後ろ髪退かれる思い(?)で車中に置いてお買い物にいきます。

上澤梅太郎商店でらっきょうのたまり漬けを買った後はもう少しタツおうさんを寝かせてあげたいので『道の駅日光』へ歩いて行ってお土産購入タイムです。
お土産購入後もタツおうさんをもう少し寝かせてあげたいので日光の蔵元『渡邊佐平商店』さんへも行きます。

此方では仕込み水も飲むことが出来るんですよ。

日光誉の純米吟醸生酒を購入します。

そろそろ頃合いかなと車に戻るとタツおうさんも復活していたので再度帰路に着きました。
(釣友の為に気を使って観光をする優しいT?)

帰り道は若干渋滞も有ったけど無事帰宅しました。
釣果的には散々でしたが居心地の良い宿と久々の自然の渓に癒されて楽しい1日でした。
宿のご主人からの釣り情報も勉強になり得るものの多かったですしね。

タツおうさん二日間運転お疲れ様でした。
次回は赤久縄かな❔

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