猟納めは牝鹿 ~猟期が終了、猟師から漁師へ~

ノムリエT

2020年03月18日 18:50

ノムリエTです。


※今回の記事は生々しい画像や文章が含まれていますので苦手な方は閲覧をご遠慮ください。


3月15日で栃木県の鹿、豬の罠猟期も終了しました。

猟期も終わるので、仕掛けた罠を外しに回っていたら牝鹿が掛かっておりました。

くくり罠に掛かった牝鹿

(こちらを見つめています…)

逃げようとして暴れています。


(少し可哀想…) 

向かってくる豬と違い、鹿は見た目もかわいいし、逃げようとするので正直心が痛むところはあ有りますが、畑を荒らす害獣なので心を鬼にして止め刺しをします。
(やるのはT.T隊員だが)

いつもの通りT.T隊員がズドーンッと止め刺し

(T.T隊員はゴルゴの様なハートを持つのでターゲットに慈悲はない!?)

T.T隊員は、お約束通り1発目を外して(結構近距離だったけどw)2発目で命中させたので、Tが放血作業に入ろうとすると…

銃弾を受けて横たわる鹿

(止め刺し出来たかと思ったのですが…)

急所に命中してなかったらしくまだ息があり、動いているのでT.T隊員が抑えこみ、ノムリエTが放血しようとナイフを入れた瞬間…なんと鹿が息を吹き返してT.T隊員に後ろ脚でキックを喰らわせて逃げ出しました。
(T.T隊員にケガはありませんでした)

手負いの鹿はヨロヨロと逃げようとしますが、同行してくれたOさんが落ちていた丸太で一撃を加えて鹿を再度ダウンさせました。
Oさんの一撃が止めになった様なので再度ナイフを入れて放血を行いました。
(油断大敵ですね、気を付けないと)

捕った鹿はKさんのところに持ち込んで早速解体します。

腹から割いて解体していきます。



(ちなみに刃物は100均出刃)
 
鹿は豬と違って解体が楽なのがいいですね。
(皮も柔らかいし)

皮を剥いでから内臓を出します。



(最初に比べると手慣れてきました)

二時間位で解体は無事完了しました。

鹿の毛皮も上手く剥げました。

(なめして大王殿下に献上しよう)

これが今シーズン最後の獲物になりました。
T.T隊員と二人で(もっともTはたいして仕事してないがw)鹿豬を11頭捕獲できました。
(少しは三依の獸害も減るといいですが)

これで猟師は終了して漁師(テンカラ師)へとお色直しするノムリエTでした。

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