イノシシの吊るし解体
ノムリエTです。
※今回の記事は解体などの生々しい画像が含まれていますので苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
先日捕ったイノシシの吊るし解体に挑戦してみました。
ロープを両後脚に掛けて軽トラで引っ張りあげてテラスにぶら下げます。
こんな感じで吊るします。
(Kさんのテラスをお借りしました)
先ずは頭を切り落とします。
ナイフで首回りをザクザクと…
(凄い脂でナイフの切れ味が直ぐ落ちます)
骨はノコギリで切って首を落とします。
頭部を切り離しました。
(頭部だけでも結構重い)
切り落とした喉元から腹部に向けて刃を入れて皮を剥いでいきます。
尿道を切らないようにY字に刃をいれます。
(T.T隊員は器用に刃を入れます)
皮と脂身の間を削ぐようにして皮剥き。
(これが結構難しい)
上手くやらないと脂身も一緒に削いでしまったり皮に穴を開けてしまうので慎重に作業を進めます。
脚の毛皮も先だけ残して剥がして全体の皮を剥ぎ取ります。
なんとか皮剥ぎができました。
(吊るしだと腰が楽です)
剥いたイノシシの毛皮
(毛鉤の材料に使えないのかな?)
後は腹部に刃を入れて内臓を抜き出してから全体を水洗いして作業完了です。
(内臓抜きは結構大変でした)
解体したイノシシは丸のまましばらく熟成しておくことにしました。 三依の室温はこの時期冷蔵庫より低いので廊下で低温熟成出来てしまいます(笑)
(暖房付けないと室温が氷点下になるときも…)
しかし解体作業は大変です。二人がかりで四時間かかってしまいました。
(慣れてないのもあるけど)
解体を初めてからスーパーや精肉店で簡単に肉を買える有り難さが分かったノムリエTでした。
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